2013年12月の記事

2013年12月12日

吉田麻子さんのマフラー

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カシミアxウールマフラー 16,000円

カシミアxウールマフラー 16,000円

吉田さんの手によって糸が紡がれ、染められ、織られたマフラーです。

上は、赤く染めたカシミアとウールです。
下は、素敵な青に染められた石巻の羊の毛と、麻とアイスランドのウールの繊維を混ぜて紡いだ糸で織られています。このウールは麻に似た張りがあり、麻との馴染みがよいとうかがいました。

この青、なかなか巡りあえる色ではないと思いませんか。
混紡した糸の色と合う色を心に浮かべ、その色を出せるまで何度も試されて出せた色だそうです。思い描いた色を忠実に再現できるよう毎回努めているとおっしゃっていました。

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ウールxウール+麻 20,000円

ウールxウール+麻 20,000円

お手入れやお洗濯が心配な方は、こちらをご覧ください。(吉田麻子さんのHPより転載)

 羊毛は、湿度を取り込み、また、放出する機能を持っています。それに併せて、水をはじいたり、汚れをつけさせない機能も持っていますので、毎回のお洗濯は必要ありません。お使いになりながら、長期しまうときや、そろそろ洗濯したいなと感じた頃に洗濯するのが、いちばんだと感じています。
 洗面器などに、製品がゆったり動くくらいの湯(ぬるま湯)を張り、規定量の中性洗剤を薄めます。製品をいれたらそのままゆったり10分くらい入れておき、手でやさしく上から数回押します。そしたら、同じ温度の湯で2回ほどすすぎ、脱水機で1分程度脱水してください。
 おすすめは、お風呂に入るときに一緒に連れていくことです。お風呂に入りながら、洗面器の羊毛製品をながめるのも楽しい時間です。

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2013年12月11日

ポンピン堂の守袋 新柄「午・春駒」入荷のおしらせ

2,520円

ポンピン堂 守袋 縦12.5cm、横9.5cm 2,520円

さいたま市に工房があるポンピン堂は、慶応3年(1867年)創業の染屋「サラケイ」が提案する和雑貨・衣類のブランドです。

桐箱に収められた説明書きによれば、「守袋は、御守や護符を入れるために懐中に忍ばせていた小袋です。江戸町人の間では、各々が好みの縁起柄を袋に染め抜き、その粋を競ったという謂れがあります。」「午は生命力に溢れ力強く駆ける姿から、健康祈願・出世開運の象徴とされる。」とあります。

おくりものにいかがでしょうか。
現代では、小型のデジタルカメラ、印鑑、小銭、お数珠入れなどにもお使いいただいているようです。私はメモリーカードを入れています。

富士山、招き猫、打出の小槌、松、瓢箪など縁起のよい柄をそろえております。
色や柄に関しては、ポンピン堂のサイト→もご覧ください。

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2013年12月9日

會田竜也さんのお茶筒が入荷しました

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左からクルミ、ナラ、サクラ φ7cm、高さ12cm 9,975円

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2013年12月8日

新たなご縁 

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「羊毛から糸づくり、織りまで自分でやっている友達がいるの」と友人が出会いをつないでくれました。それが吉田麻子さんです。そしてお持ちくださったマフラーの中に、吉田さんが紡いだ糸を使い京都で染と織をされている佐藤亜紀さんが織ったものがあり、この度おふた方と新たなご縁ができました。

吉田さんは長岡造形大学テキスタイルデザインコースで学ばれています。織をしたくて入学をされたのではないそうですが、2年生の時に初めて織り機で布を織ったときの体験が織の世界への扉を開けたようです。織るうちに、糸や繊維も信頼できるものを用いたいと思われるようになり、糸紡ぎを学ばれ、現在はご自身で羊毛を紡ぎ、ある時は染めもなさいます。

吉田さんと佐藤さんは大学の先輩後輩です。卒業から10年後、佐藤さんが吉田さんの糸を使ってみたいとおっしゃり、2012年の工房からの風に佐藤亜紀さんが出店された折、コラボマフラーがデビューしました。佐藤さんは、吉田さんの紡ぐ糸を「私にとっては糸の凹凸感が絶妙にここちよく大好きな糸です!本当にいつも楽しみに、使わせてもらっています。」とおっしゃっています。

そのお二人でつくられたマフラーがこちらです。

幅15cm、長さは約132~140cm 13,000円と14,000円

幅15cm、長さは約132~140cm 13,000円 一番奥は緯糸がカシミヤで14,000円

このマフラーについてうかがいました。
吉田麻子さん
佐藤さんがとても丁寧に織り、縮じゅうして下さっているおかげなのですが、絹の光沢と羊毛のマットな質感が、とても自然に馴染んでいて使いやすく、植物染めも羊の色に沿うように染めて下さり、光の深みがあると思います。気に入った質感を新しく生み出せたことは大きな喜びです。
佐藤亜紀さん
経糸に節の多い味のある絹糸を、緯糸には、吉田さんに紡いでもらったウール糸をつかいました。羊の毛のもつ力強さや個性を、そのままに生かせるように織り上げました。絹とウールが交わるならではの風合いを、使い込んで馴染んでいく変化と共に楽しんでいただけたらと思います。

経糸の絹は、たまねぎの皮、緑茶、樫の木などで染めてあります。この渋さ、男性も女性も素適におめしになれると思います。天然素材の植物染、手紡ぎ手織りの温かさと心地よさを実際にお手に取られ、首に巻いて体感してみてください。

素材を大事にしていることと、織りのおもしろさに夢中になっていることが私たちの共通している部分だとおもいます、とは吉田さんの言葉。お二人のサイトもご覧ください。

吉田麻子さんのHPはこちらです
佐藤亜紀さんのHPはこちらです

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カテゴリー:作家さんのこと, 入荷情報, 店舗ニュース |  コメント (1) |  投稿者:兵藤 由香

2013年12月2日

奥の麻衣子さんのお箸

新入荷です。

材はマラス。マラスは、イイギリもしくはナンテンギリとも呼ばれるもので、産地はフィリピン、インドネシア、パプアニューギニアです。大木になり、高さが45m、直径が1mにも達するのだとか。重硬で強度と耐久性に優れていることから、日本ではパレット用に多く使われているそうですが、箸の材料としても最も多く取り入れられているそうです。

仕上げは、持ち手は拭き漆、箸先は蒔き地です。蒔き地とは、直接漆を塗り、地の粉・砥粉などを蒔いて付着させてありますので、滑り止め効果にもなります。
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大人箸 22.5cm 1,890円  
こども箸 17.5cm 1,680円

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