2017年3月3日
奥の麻衣子さんの飯椀が入荷しました
奥の麻衣子さんの定番の飯椀です。
画像左より黒、茶。今回これに加えて弁柄(右)が届きました。
材はミズメザクラ、拭き漆仕上げです。
飯椀 径13.5㎝ 高さ6㎝ 6,480円
奥の麻衣子さんの定番の飯椀です。
画像左より黒、茶。今回これに加えて弁柄(右)が届きました。
材はミズメザクラ、拭き漆仕上げです。
飯椀 径13.5㎝ 高さ6㎝ 6,480円
こども蒔地箸 長さ17.5㎝ 2,160円
こちらはこども用につくられたお箸です。
持ち手の水玉が可愛らしく、全体に蒔地がほどこされており、滑り止め効果があります。
蒔地とは、直接漆を塗った上に地の粉(下地の粉として使われているもので、粘土や火山灰などを焼いて粉にしたもの)・砥粉(粘土を焼いて粉にしたもの、砥石の粉末)を付着させたものです。
左 栃のこどもめし椀(黒)径10.8㎝ 高さ4.8㎝ 4,104円
右 欅こどもまる汁椀 径10.3㎝ 高さ6㎝ 4,104円
これらのブローチは漆をもっと身近に感じてもらえるのではないかという発見からできあがりました。お子さんとの工作がヒントになったようです。
奥のさんからご連絡いただいた時には赤いイチゴや椿、水玉リンゴなどなど、目移りしてしまうかわいいものがあったのですが、お願いするのが遅かった…。
今回届いたのはこちらの6点、バラ、トリケラトプス、ざくろ、りんご、いちごです。
価格1,620円
網目コップ:石川昌浩
桜の八寸皿:奥の麻衣子
水に炭酸が入っている飲みもの?初めてその存在を知った二十歳そこそこ、飲んでみても美味しいとは思いませんでした。
四十路をとうに超え、ここ数年夏場になると飲みだすのがこれです。
ルイ・ペリエ博士がボトリング設備とボトルの開発をし、1903年から販売されているという歴史あるペリエ。2013年現在、世界140か国で飲めるそうです。
夕食時、炭酸水を飲むことによって、ビールの消費量をぐっと抑えられるのだと実感しています。
最近、誰かのブログでサントリーのプレミアムソーダ「The PREMIUM SODA FROM YAMAZAKI」が美味しいと読んだので、今度試してみたいと思っています。
5寸鉢 径約15cm 高さ約5cm 6,480円
材は欅です。
ぬりと仕上げについて奥のさんにうかがいました。
「蒔地をしたのち、洗朱(あらいしゅ)赤口漆を塗って、研いだ後、拭き漆を重ねています。」と教えていただきました。
蒔時は木地に生漆を塗り、乾かないうちに地の粉や炭粉、砥の粉を蒔き付け、漆を吸着させて下地の層をもうける下地法です。これを施すことで傷もつきにくくなります。
洗朱というのは「朱」のことで、赤味の強い「赤口」から、赤味の少ない「淡口」、そして黄味の強い朱までと幅広い色があると知りました。
下記ページを参考にさせていただきました。
輪島塗 美器穂留都
漆の色について http://www.wajimanuri.jp/about/urushi_iro.html
槐(えんじゅ)の豆皿にもなる茶托
径10.5㎝ 高さ2㎝ 1,944円
オイル仕上げの豆皿です。お菓子皿やつまみのナッツなどにはもちろんの事、指輪やピアス等の一時的な置き場などにも使えるのではないでしょうか。
樹種によって色や木目は様々で、それぞれに美しいなと思います。
豆皿(左より楢、楓、槐)
径8.8㎝ 高さ1.5㎝ 1,296円
パン皿
栗 径21cm 高さ2.5cm 6,480円
奥の麻衣子さんの作品は、お椀において最もいえると思いますが、従来の漆のものではありません。かといって奇抜なものでもシャープなものでもありません。今の暮らしの中で使いたいな、と思えるデザインが一番の魅力です。
木と漆を仕事として選ばれたのは、どんどん消費されてゆく広告の仕事の中で「生活の中で大事にされるものを作りたい」と感じるようになったからだとうかがいました。
拭き漆仕上げのうつわを主に作っておられますが、2007年の個展からはオイル仕上げのものも登場しました。小物入れやお茶筒も人気のある作品です。
桜のパン皿
径21cm 高さ2.5cm 5,400円