2016年6月17日
奥の麻衣子さんのブローチ
これらのブローチは漆をもっと身近に感じてもらえるのではないかという発見からできあがりました。お子さんとの工作がヒントになったようです。
奥のさんからご連絡いただいた時には赤いイチゴや椿、水玉リンゴなどなど、目移りしてしまうかわいいものがあったのですが、お願いするのが遅かった…。
今回届いたのはこちらの6点、バラ、トリケラトプス、ざくろ、りんご、いちごです。
価格1,620円
これらのブローチは漆をもっと身近に感じてもらえるのではないかという発見からできあがりました。お子さんとの工作がヒントになったようです。
奥のさんからご連絡いただいた時には赤いイチゴや椿、水玉リンゴなどなど、目移りしてしまうかわいいものがあったのですが、お願いするのが遅かった…。
今回届いたのはこちらの6点、バラ、トリケラトプス、ざくろ、りんご、いちごです。
価格1,620円
水に炭酸が入っている飲みもの?初めてその存在を知った二十歳そこそこ、飲んでみても美味しいとは思いませんでした。
四十路をとうに超え、ここ数年夏場になると飲みだすのがこれです。
ルイ・ペリエ博士がボトリング設備とボトルの開発をし、1903年から販売されているという歴史あるペリエ。2013年現在、世界140か国で飲めるそうです。
夕食時、炭酸水を飲むことによって、ビールの消費量をぐっと抑えられるのだと実感しています。
最近、誰かのブログでサントリーのプレミアムソーダ「The PREMIUM SODA FROM YAMAZAKI」が美味しいと読んだので、今度試してみたいと思っています。
スタジオKUKUの谷恭子さんが、毎年木工家ウィークNAGOYAのご案内をお送りくださります。ご主人の谷進一郎さんは実行委員を務められ、お二人とも作品を出展されておられます。
これまでは子供が小さかったこともあり、躊躇していたのですが、今年は家族で出かけてまいりました。
パンフレットにはこのように書いてあります。
つくる手と暮らしの中の木
「素敵な木の香りがする」
「木の肌って気持ちいい」
「コンコン。やさしい木の音」こんな風に始まる皆さんとの会話。
そこにはたくさんの笑顔が溢れています。今年の木の温もりを届けに
全国から木工家が名古屋に集まります。
様々な楽しい企画や展示をご用意しました。木工家ウィークNAGOYAは
9回目を迎えました。多くの皆様にご覧いただけるよう
各会場で心よりお待ちしております。
名古屋市内の7会場で9つのイベントが3日間(一部これより長い期間の展示・販売もあります)開催されており、参加木工作家・工房は100を超えています。
会場と内容をまとめてみます。
木の家具40人展2016(電気文化会館・中区栄)
北は北海道、南は岡山までの作家さんの作品がずらりと並んでいました。ブースにおられる作家さんは「触ってみて」「持ってみて」「よかったら腰かけてみて」と声をかけてくださり、会話をしながら作品を観ることができました。もちろん販売、注文も承っておられます。
建築設計の仕事をしている主人は、展示されていた家具が「良いもので、さらに安い」と驚いていました。確かにメーカーのカタログよりも素敵なものが、この価格⁉という作品がいくつもありました。
「作家さんに家具をオーダーすると高い」という先入観があるのではないでしょうか。少なくとも私にはありました。しかし、体にあった寸法調節の他、その人や場に合うように納めてくださること、その後のメンテナンスや補修をお願いすることができることを考えても安心で良心的すぎる価格であると思いました。
家具工房榎栞 木の家具展(岳見町ぎゃらりぃ・瑞穂区岳見町)
住宅街の一角にある素敵なお庭とカフェのあるギャラリーです。滋賀県の家具工房榎栞(かかん)の榎並谷ご夫妻による家具と小物の展示と販売がありました。数部屋と廊下を使っての展示で、文机、テーブル、椅子、戸棚、キャビネット、ベットの大きなものから菓子皿、茶托にいたるまでをゆっくりと観ることができました。
木工家が作る木のカトラリー展(星が丘テラス DO LIVING ISSEIDO・千種区星が丘)
9組の作家・工房によるテーブル周りのものから、置物など、オイル仕上げのものと漆器がずらーっと並び、じっくり観るとあっという間に1時間を超えていました。店でも取り扱ってみたいと思ったうつわがいくつかあり、現在使用体験中です。
ウッドワークライブ(長者町吉田商事(株)特設ギャラリー・中区錦)
木工家の作品展示と様々なワークショップが行われておりました。内容は盛りだくさんで、組み立てて作るスツール、木琴づくり、カンナかけ体験、鍋敷やフレームづくりなど、子供でも十分楽しめる内容です。週末という事もあり、家族連れで会場は賑やかでした。その一角で指導をうけながら黙々とスピーカーをつくっておられる年配の男性もいらっしゃいました。
「見・触・感」(Gallery White Cube・中区丸の内)
こちらでは家具作家多治見正勝さんの展示が行われていました。家具作りを始める前は、車や機械部品の木型職人として20年ものキャリアがある方です。こちらでもすすめられるままに椅子に座らせていただき、心地よい思いをさせていただきました。小物やカトラリーも展示されていました。風に揺られて動く木鳥が印象深かったです。
ゴッホの椅子の物語(canna家具店・東区相生町)
この素朴な椅子の魅力を紹介するとともに、約40年前にスペインで作られた椅子(黒田辰秋家、河井寛次郎記念館にあったものを借受けたもの)の、傷んでしまった座面を修復したものが展示されていました。
『ゴッホの椅子』(誠文堂新光社)の著者であり、岐阜県立森林文化アカデミー准教授の久津輪雅によるギャラリートークも行われていました。
木工家がつくる椅子展(文化のみち撞木館・東区橦木町)
今回のテーマ「やさしい」「かわいい」に対して木工家が作った椅子が40脚展示されていました。なんと全てすわり心地を体験できるのです。小さなお子さんからご年配の方々まで、それぞれに体感されておられたように思います。きっと心地がよいのでしょう、しばらくじっと腰かけておられる姿も目にしました。この会場には蔵や庭、カフェがあり、ゆっくりと過ごせます。
全会場見ごたえがあり、充実していてよかったと思います。ギャラリーやショップでの展示方法などは勉強になりました。
木工家、家具、木のうつわに関心がある方には興味深い展示ですので、お出かけになられることをおすすめします。
これだけの規模で毎年開催されるには、多くの方のご協力と実行委員の方々の熱意・木工に対する思い・ご努力があってのことと思います。
実行委員の谷進一郎さんが「木工家ウィーク開催に至るまで」を公式サイトに掲載されておりますので、こちらもご覧ください。
木工家ウィークNAGOYA公式サイト http://woodworkers.jp/