2010年5月の記事

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2010年5月30日

「Casa BRUTUS 器と料理の大特集」 2010 vol.122 MAY マガジンハウス

「BRUTUS、またか。」と皮肉を言いたくなってしまいます…が、かく言う私も乗せられて、毎回買ってしまうのです…。個人的には、2008年3月号のほうが面白かったかなと思います。ですが、今回良かったのは「器なのか彫刻なのか。ウッドボウルの魅力。」のページです。数年前から木のうつわに惹かれています。陶磁器やガラス、漆器におされがちですが、オイルフィニッシュのうつわは、シンプルな美しさがあり、飾ってよし、使ってよし、だと感じています。

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2010年5月29日

「普段の器」 渡辺有子著 主婦と生活社

料理家である著者の自前のうつわや使い方を見ることができ、興味深いです。

うつわを買ったお店のリストと、レシピも載っています。

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2010年5月27日

「簡素なくらし つつましやかに、美しく」 mitsou著 WAVE出版

著者は、奥村麻利子さん。mitsouの名前で活躍されている、布小物作家、イラストレーターです。

展示会を中心に作品を発表されています。
mitsouさんのHP「みつのあはれ」

作品を実際に手にしたり、ご本人にお目にかかった事はないのですが、なんだかこういう感覚好きだなーと思ったのでした。

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2010年5月25日

「水彩イラスト素材集 リラックス&ナチュラル」
いわぶちさちこ著 MdNコーポレーション

昨年出版されたこの本、WindowsにもMacintoshにも対応のCD-ROM付で販売されています。これを使用すれば、自分好みの便箋や包み紙などを作る事ができます。オリジナル画が682点も収録されているのです!

いわぶちさちこさんの、かわいらしい水彩画のポストカードや便箋を目にされている方は多いのではないでしょうか。
ファンとして宣伝します。
いわぶちさんのHP「花もよう 雨もよう」もご覧ください。

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2010年5月23日

「暮らしの器」 Soramill著 学研

今年4月に出版された、新しい本です。書いているのはSoramillという、「食と生活の中で感じられる幸せを届けたい」をテーマに本を企画する小さな出版社。

うつわが好きな方なら大体はご存知かと思われますが、都内と関西の50店が紹介されています。器の写真が多いので、ページを繰っているだけでも楽しめると思います。
益子のお散歩マップ付です。

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2010年5月22日

「宮中の食器」 毎日新聞社

図書館の棚にあるのを発見し、興味を持ったので借りてみました。

写真で紹介されているのは、国賓晩餐用、公午餐用の食器、銀器、ガラス器とカトラリーと祝宴用和食器です。国賓は、国王・大統領および元首級の者、公賓は首相または同相当の者だそうです。国賓か公賓かで、使用される食器やカトラリーが違うのだとか。

国賓を迎えての公式晩餐会は皇居宮殿内の豊明殿で催され、150余席の正餐に対応できる一番広い部屋です。一人当たり約80cm幅で食器類が並べられます。国賓晩餐時のテーブルセッティングが見開きでこの本の始めに出ています。

宮殿内の宴席用のガラス食器は大きく三種に分けられるというのも興味深いです。
第一が、グラヴュール(研磨材を塗った銅円盤を回転させて面を彫り込む)という加飾法による薄づくりで「御旗御紋」(明治4年の新貨条例発布の際、発行された旧20円をはじめとする金貨に用いられた図柄)を配したもの。宮内庁では戦前から「英製」と伝えられていて、おそらく明治22年以前に特別な誂えものとして注文をしたものらしいのですが、どこで作られたものか不明ということと、100年以上経った今も現役で使われているというのに驚きます。

第二が、グラインダーにガラスを押し当てて面を削り、後で磨き上げるカット技法(切子)によるやや肉厚のガラスで「菊御紋」を配したもの。こちらは日本製で、明治中期の岩城硝子の納品が始まりです。

第三は、プレーンなガラスにサンドブラストとグラヴュールで「菊御紋」を配したもので、全て戦後のカガミクリスタル株式会社製です。

庶民の私には一見の価値が十分にありました。

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2010年5月12日

和田麻美子さんのオブジェが入荷しました

和田麻美子オブジェ

花器の人気が高い和田麻美子さんの、オブジェが入荷しました。
12個のみで、価格は2,310円〜2,625円です。

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2010年5月11日

「『うつわ』を食らう」 神崎宣武著 NHK出版

カバーより。

日本人は「うつわ(器)」と「うつわもの(器物)」にこだわるのである。
「何を食べるか」というより「どのうつわを使って、どう食べるか」。
この問いが、日本人の食文化を培ってきたであろう。
料理に対して勝るとも劣らない、食器の素材と「いろ」と「かたち」へのこだわり、
盛りつけへの審美眼は私たちの生活の中で、どのように受け継がれてきたのか。
日本人は、何を、どのように食べてきたのだろうか。
本書は、私たちの日々の食卓に展開する、あたりまえの現象に、改めて問いを発しつつ、日本の地方、その土地に伝わる生活習俗のさまざまを誌しながら、
食事と食器文化の「かたち」を明らかにする。これは、民俗学の俊秀による
「器と盛りつけの」食文化論の試みである。

宮本常一氏に師事し、民俗学を学んだという著者のこの本は、うつわのみならず、箸や匙、食文化にいたるまで幅広く書かれており、とても興味深いです。

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2010年5月9日

母の日

流浪して
母の日母の
墓知らず

これは、岩崎母郷さんの句で、毎年母の日になると心に浮かびます。

岡山後楽園

2009年5月 岡山後楽園にて

15年ほど前にNHKの番組で紹介された、山谷(さんや:現在の東京都台東区と荒川区にまたがって存在するドヤ街の旧地名)の日雇い労働者の俳人たちの一句です。

2006年に30年の幕を閉じましたが、かつて「山谷俳句会」という句会がありました。

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2010年5月7日

「カメラマンからカワラマンへ」 山田脩二著 筑摩書房

本の紹介というより、初めて山田脩二さんに会った日の事を主に書きます。

山田脩二さんという人物、生き方のスタイルに惹かれる私ですが、失礼ながら申し上げると、第一印象は「何この酔っぱらいのおっさん!」でした。

出会いは2002年、東京から三宮へ向う夜行バスの中。
それまで3列シートの夜行バスしか乗ったことがなかったので、夜行バスは全て3列シートだと思い込んでいたのですが、そのバスは4列シートの二階建て。幸い乗った時に隣の席は空席で、もうじき発車時刻だし、これなら横になって寝られる、と胸をなでおろしていたのです。

その矢先、男性が一人入り口に現れ、運転手さんに座席か何か、たずねているのです。
うっわー、凄いお酒臭ーい。それも日本酒臭。まさか、あんな人がこの隣にこないよね、もしそうだとしても、運転手さんが気を利かせて、うら若き女性の隣にこの酔っぱらいを座らせる訳がないよね、神様仏様どうか隣に来ませんように。千鳥足が近づいてくる、止まる。「あ、すいませんね、窓側です。よかったらあんた窓側行ってもらってもかまわないけど。」冗談じゃあない、隣だっていうだけで身の危険すら感じているのに、窓側に追いやられたら何されるかわからない…。「ここでいいです。奥へどうぞ。」

「酒臭いでしょ。すいませんね。」既に一階部分は日本酒臭で満たされてます!と心の中でつぶやく。あー、これじゃ今夜は眠れないよ〜。バスが走り出すと、隣のおじさんが何やら話しかけてくる。酔っている上に、ぼそぼそ話すので、何を言っているのかはっきり聞き取ることができないので、「ええ」とか「そうですね」と無難にそっけなく答えていたら、「あんた、可愛くないね。」とのたまう。おーっと、そうくるか〜?返事しているだけでも相手しているのに。薄暗い中で見える風貌は、坊主頭に仙人のようなあごひげ。どう見ても普通のサラリーマンではないな、かといって芸人さん?見たことないな。ひょっとすると…、行き先は神戸三宮でしょ、も、も、もしかしてその筋の人かも…。そう思うようになると、ちょっと怖くなり、態度は180度方向転換。まともに話しを聞いたほうが身の為だと、愛想のよい返事をし、こちらも質問などしてしまう。聞けば、敬愛していた先輩の法要が東京であって、その帰りとの事。「そんなに仕事してませんが、プロのカメラマンだったんです。で、今は瓦つくってるカワラマンね。」なんだそれは?これは眉唾。カメラマンとか言えば、女の子(当時既に女の子とは言えない年齢でした)が「本当ですか〜♡」とでも言うと思っているのかしら。半信半疑のまま、そんなに悪そうな人でもなさそうだと思うようになり、起きていることも出来ず寝ましたが、無事三宮へ到着。

大きいリュックサックを背負った私に、「あんた、これからどうすんの?」とおじさん。神戸から横浜までの帆船トレーニングに参加予定だった私は、港での集合時間まで荷物を置いて散歩でもしようと当初から予定していたので、そう伝えると。「なら、案内するわ。」辞退しようとも一瞬思ったのですが、街なかだし、明るいし、どうこうされる事もないだろうと判断した私は、それも面白いかもしれない、と考えたのでした。この話しを聞いた友人たちの多くは、「普通そこでついて行かないよね。」と言います。

ロッカーに荷物を置いて、近くの喫茶店で朝食を食べ、見てみたいと思っていた神戸モスクまで道案内していただきました。「この先に相楽園という庭園があって、丁度今、瓦の展示してるんですよ。」行ってみると、まだ開園時間前で、窓口の女性たちがお掃除をされています。「あら先生、今日はまた早くから何ですの?」「あら先生、おはようございます。」あちこちから声がかかる。言っていた事は本当だったんだ!ごめんなさい山田さん、この瞬間まで信じていませんでした。

そんなきっかけのご縁で、お付き合いが続いています。
さて本題のこの本、タイトルからして、駄洒落?と思わせる本ですが、山田脩二さんの人となりがとてもよく表れている一冊です。
ご興味を持たれた方は是非ご一読ください。

こちらは、山田脩二さんがカメラマンであることを証明する一冊。

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カテゴリー:山田脩二さん |  コメント (2) |  投稿者:兵藤 由香

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