2011年11月14日
「スージー・クーパー ロマンス」 飯塚恭子著 フェリッシモ
図書館でぶらぶらとしていたら、「スージー・クーパーのロマンティックスタイル」(マーブルトロン)という本が目に入りました。表紙には愛らしいバラが描かれたカップ&ソーサーが三客並んでいます。いつかどこかで目にしている絵柄、それまで作者がスージー・クーパーという女性だとは知りませんでした。彼女についてもう少し知りたいと思ったので、この本を読みました。
スージー・クーパーは1902年の英国生まれで、陶磁器のデザイナーであり、自身が設立した製陶会社の経営者でもありました。
本書の副題は「ロイヤル・デザイナーの軌跡」とあり、モチーフやパターンについて、どのようにして彼女のデザインが世界に広がっていったのか、スージーの一生とロイヤルファミリーとの関係などがわかります。
著者自身がスージー・クーパーのコレクターというだけあって、熱い思いが伝わってきました。
カテゴリー:本(工芸・うつわ) | コメント (0) | 投稿者:兵藤 由香
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