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2014年3月11日

ちいさな集まりvol.3「和蝋燭をつくる」を終えて

Haze(ヘイズ)の寺澤勇樹さん、山口栄美さんをお迎えし、櫨(はぜ)の実からとれる櫨蝋の蝋燭をつくりました。
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紙とイグサと真綿でつくられている芯を棒にさします。
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その棒を持つ手は回転させ、もう一方の手で溶かした蝋を少しずつ塗り重ねます。溶けた蝋は程よい熱さで、塗り掛けるとじきに乾いてゆきます。この作業を繰り返し、太さが1cm強になるまで続けます。みなさんだんだんと集中し、無口になります。
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先生から太さのOKが出て、乾いたものは棒からはずします。次は、芯を出します。
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暖めたナイフで頭のところを整えます。おしり部分をきれいにそろえて出来上がりです。
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頂戴した皆さんの参加費より、あしなが育英会の東日本大地震・津波遺児支援の一環である、津波遺児の心のケアセンター「東北レインボーハウス(仮称)」の建設費、運営費、心のケア活動費への支援として10,000円を寄付いたしましたのでお知らせ申し上げます。領収書が届きましたら再度報告いたします。ありがとうございます。

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カテゴリー:ちいさな集まり |  コメント (1) |  投稿者:兵藤 由香

2014年2月10日

Hazeのこと

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©Haze

Haze(ヘイズ)との出会いは、昨年の川口暮らふとの会場です。若い人が和蝋燭を売っているので興味を持ちました。話をうかがえば、独学で和蝋燭のつくり方を身につけたとのこと。「頼もしい!」というのが彼らの第一印象です。

Hazeは、櫨(はぜ)蝋100%の和蝋燭をつくり、販売しています。一本一本を手づくりするのは、寺澤勇樹さん、戸田佳佑さん、山口栄美さん。1980年代生まれのお三方です。

Hazeは問います。
大量生産、大量消費のこの現代、
自ずと消え行くものがあり、
取り上げられては流れ行くものがあり、
時代が変わろうが残り続けるものがある。
はたして和蝋燭とはなんだったのか。

寺澤さんは、2012年の8月に戸田さんから実家帰りのお土産に和蝋燭をいただきます。奈良出身の戸田さんにとって和蝋燭は日常のものであり、帰省の度にそれを求め墓参をすることは当たり前のことでした。しかし、埼玉出身の寺澤さんは初めて見て、手にして驚き、魅せられたのだそうです。そして10月には和蝋燭の独学がはじまり、Hazeを立ち上げます。

その思いは、「これからもずっと100%国産櫨蝋の和蝋燭があり続けてほしい。和蝋燭に魅せられた感動をより多くの方と共感したい。」

和蝋燭を売ることのみならず、知ってもらう・魅力をわかちあう活動もされているので、3月のちいさな集まりにご協力いただけることになりました。

お金を得るためだけの仕事と生活の繰り返しに矛盾と疑問を感じた2012年でした。
「生きる」本質はそんなところにはない。もっと別のところにある。
もちろん生きる為にお金は必要ですが、それが目的になることとは違う気がします。
過剰な所有は不要であることと、それがない不安は不要であることに気づかされました。
和ろうそくを通して物の価値、生活の価値、本当の生き方、些細な幸せを照らす物作りを志しています。
物があふれている裕福な世の中、過剰な消費に対する疑問に若い世代はどんどん気づき始めている。
自分の、日本の生活を見直す「生きる」きっかけとなる和ろうそくでありたいと考えています。(facebookのページより転載しました)

Hazeには芯があるのだ。

◆HazeのHPはこちらです http://miroitement.com/

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カテゴリー:ちいさな集まり |  コメント (0) |  投稿者:兵藤 由香

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